どんど焼きとは、
こしょうがつ
小正月(一般的には1月15日)に行われる火祭り行事です。
満月と神聖な火による浄化の力で、集落の人々の
1年間の災いを払い、豊作や商売繁盛、家内安全、
無病息災、子孫繁栄を願うのが「どんど焼き」です。
地域によっては
■「どんどの火で高く舞い上がれば習字が上達する」と言って、
書初めを一緒に燃やす
■どんど焼きの灰を家の周囲にまくと、魔除けになる
など、さまざまな言い伝えがあります。
また、鏡開きをした餅・みかんや団子などを針金に刺して
熾(お)き火で焼いて食べると「風邪をひかない、1年を健康で過ごせる」という風習は、全国各地ほぼ共通です。
気になる「どんど焼き」という不思議な名前の由来は、
■どんどん燃えるから
■燃やし始めに青竹がはじて「どんっ」と音がするからなど諸説あり、
音の響きからついたようです。