日本古来の色の名前、それらは四季の草花や自然などから名付けられたものが多い。
◌ 茜色(あかねいろ)
朝焼けのすこし黄味がかった赤い色。
◌ 萌黄色又は萌葱色(もえぎいろ)
萌え出ずる若葉の黄緑色。萌黄がやや
濃くなると萌葱色になる。
◌ 苅安色(かりやすいろ)
すすきに似たイネ科の植物からとれる黄色。
◌ 蘇芳色(すおういろ)
蘇芳というマメ科の樹木の芯で染め出した黒味を帯びた赤色。
これ以外にも数えきれないほどの色に繊細
な名前がつけられています。
それぞれの名前の響きも美しいですね。